隔週刊ラリーカーコレクション No.32
今号は「MG・メトロ 6R4」です。
MG・メトロ 6R4は、F1コンストラクターのウイリアムズ、パトリック・ヘッドが開発に関わったラリーカーです。
派手なエアロ、特にフロントバンパー前にウイングが装着されるなど、F1流のエアロダイナミクス思想を取り込んでおり、当時最高の空力性能を有するマシンでした。
が、エンジンパワー不足で競争力も不足したため、開発途中から排気量を3.0リッター化、DOHC化等に改良したため、ボディ周り、足回りも改良せざるを得ず、結果として当初の設計よりも大幅に車両重量が増えてしまったというアンビバレンツな状況に陥ってしまいました。
6R4は、WRCデビュー戦のRACラリーで3位に入りましたが、その後デビュー戦以上の結果を残すこと無く、グループBが終了し、世界ラリーでの6R4の活躍の場を失ってしまったのです。
……全然知らないラリーカーでしたので、マガジンを元に文章を書いてみました(^^;
今後もこういった方法を取るしかないクルマが沢山出てくるんでしょうな~。
なにせ全120巻予定されてますから。
次号は「ランチア・フルビア・クーペ 1.6HF」です。
| 固定リンク
コメント