隔週刊ラリーカーコレクション No.63
シュコダ、というとラリーファン以外には知名度が低いと思われますが、チェコで長い歴史を誇る自動車メーカーです。
シュコダ・ファビアS2000 Evo2は、その名の通りS2000仕様のラリーカーです。
シュコダは、1999年からWRCに参戦しておりましたが、なかなか良い結果を出せず、2005年にWRCの活動を中止しました。
その後、2007年からWRCのひとつ下のクラスであるS2000の開発の乗り出しております。
ファビアS2000の開発は後発であるため、他メーカのマシンをよく研究しており、弱点が極めて少ないマシンに仕立てあげられており「ノンターボのWRカー」とも呼ばれるほどハイスペックなマシンとなったのです。
その後S2000は1.6リッターターボエンジンの搭載が許されるようになりましたが、ファビアは改良を重ねたNAエンジンを継続使用しており、現在でもクラス優勝が出来る戦闘力を維持しております。
次号は「プジョー・206WRC」です。
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